動物ネタのつづき。
うちにはネコのポーがいたから、ネズミに大事な日本食を齧られた!なんて事件はなかったんだけれど。
クリスマスの休み以降、肝心のポーがすっかり姿を見せなくなってしまった。
家族はみんな口をそろえて「野生に戻っちゃったのね〜」というけれど、そんなわけないでしょ!
まあ、そのうち帰ってくるさ〜と思っていたんだけれども。
ポーがいないのをいいことに、ネズミたちが我が物顔で家中を走り回ることに。
彼らは人間(というかわたし)をまったく怖がらない。
すごい勇気もってんな!
でも、わたしの部屋はドアがしっかりしてるし、開けっ放しにしない限りは侵入しないだろう、と高をくくっていたら。
ある夜の7時すぎ、くつろぎモードで映画を見ていたら、なんかもぞもぞしたものが視界に入る。
「おや?」と思ったときにはネズミ(5cmくらいのちいさいの!)がドアのわずかな隙間から侵入してきたのでした…
あたふたしてる間に見失って、殺したくはないけれど、でも追い出せもしないし、どうしよーーーー!!!と大混乱。
結局、べつのネズミが入ってくるほうが嫌だから、隙間を塞いでネズミと一緒に一夜を明かすことに。。
そんなことがあったのに加えて、屋根裏とかトウモロコシを置いている物置にも大量にネズミがいることが判明したので、家族が毒を設置。
そしたら物置だけでも60匹死んでいたのでした…
これはなんでも居過ぎでしょー(でも使用人たちが数えて焼いたから合ってるはず)
そんなこんなで、新しいネコさんがやってきました。
家族はPussy(ねこちゃん)って読んでて、なまえはないみたいだけど(笑)
まだ若くて小さめネコだしにゃーにゃーないてるから、同じくらいの大きさのネズミが出たらびびっちゃうんだろうなー。
それでも毒とネコのおかげで、すっかりネズミたちは姿を消しました◎
残り7か月、ネズミを恐れない生活がしたい!
2014年2月23日日曜日
2014年2月7日金曜日
おさる事件
一か月くらい近くまえ、朝に洗濯をしている最中に、使用人の一人のシルビアからものすごい勢いで「じゃんぐー!!!!(現地語で ”来て”)」と呼ばれた。
じゃぶじゃぶ良い気分で洗濯してたからちょっとめんどくさかったけれど、シルビアの稀に見る興奮ぶりに慌てていってみると。
家族が使っている外のキッチンになにやら小さな影が。
サルが昨日の夕食の残りをあさっているのでした。
1年以上ここに住んでるけれど、こんなサル見たのはじめてだなーっと思っていたら、シルビアもめったにみないとのこと。
首都カンパラの周辺にはよくいる種類のサルだと思うんだけれど。
しかもなんだかまだ小さくて。子どもかなー?
でも親らしい猿も、仲間と思しき猿もいなくて。
いったいどうして、たった一匹でこんなところに来てるんだろう?
と思いつつも、日は経っていき。
最初は外にある残り物や果物のカスを食べていたこのモンキー、だんだん味をしめたようで、外のキッチンを荒らしたり、はたまた離れの部屋に入って食べ物を食い散らかしたり、さんざん悪さを働いた模様。
幸運にもわたしの部屋は角部屋で出入り口は一つだし、窓にもバーグラーがあるから被害はなかったけれど、家族や使用人たちの怒りはピークに達していたみたい。
というのも、さっき家に帰ってきたらシルビアが「じゃんぐー」と呼ぶので行ってみると…
犬と使用人たちで捕まえた猿が血だらけで横たわっていたのでした。
「Finally!(やっと捕まえた!)」とシルビアはじめ、みんな笑顔で興奮気味に言うのだけれど。
足をけがしていたから、もう自然にはもどれないだろうな。
そもそもうちに食べ物を探しにきていたくらいだから、自然のなかでは暮らせなかったんだろうけど。
家族にしてみたら迷惑きわまりないサルだし、でもサルにしてみれば生きるのに仕方なくやったことだし。
どちらの肩をもつこともできず、ただ悶々とするしかないのだけれど、もしここが愛玩動物っていう価値観がある国でしかも動物好きの家だったら、あのサルはもう少し上等に扱ってもらえたのかなーと思ったりした。
だってふわふわで、目がくりってしてて、とってもかわいかったんだもん。
でもここはアフリカだし。
家で飼ってる動物には役割(犬なら番犬、ネコはねずみとり)とか目的(食用、ミルク用、売る用)があって、娯楽で飼うとか意味がわからないって言われる。
だから蛇とかサラマンダー(1mくらいのトカゲ)とかハリネズミとかの野生動物は家畜の天敵になりかねないのですぐ殺してしまう。
わたしの価値観を押し付けちゃだめだと思いつつ、でもすぐ殺しちゃうのはなんとも納得しがたい。
でも何もできず、やっぱり悶々とするのでした。。
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