私の家にはガスコンロがある。しかもオーブン付きの。
でも電気が結構安定しているので(停電時もソーラー発電があるから)私は持参の電気コンロを使って料理をしているんだけど、ステイしている家族はいつも外で薪と炭を使って料理をしている。
(左の方がお庭のキッチン。屋根付き)
なんで、ガスを使わないんだろう。
火を起こさなくていいし、薪を使わないから薪集めしなくていいし、
ラクなんじゃないか。
最初は最近のガス不足が原因かと思ったんだけど、どうもそれだけではない模様。
洗濯だってもちろん全部手洗い。子ども2人いれて9人分の洗濯物を毎日手洗いだなんて、結構大変どころじゃない。
(家族の洗濯物がずらーっと並ぶ。)
確かに水は懸念事項の一つで、断水が多い(というか来てからまだ一回も水道が使えていない)からタンクの水を使わなきゃいけなくて、たくさん水を使ってしまうからかもしれない。
それでも私の家はとても裕福な方だから、おそらく洗濯機だって買えないことはないと思うんだけど。
でもここで生活してみて一週間ちょっと。
私にとって便利なことが必ずしもウガンダの人にとっての便利とは限らないんじゃないかと思った。
ガスや電気での調理は手早く簡単だけど、薪で料理したマトケ(調理用バナナ)やポショ(トウモロコシ粉をお湯で練ったもの)にはかなわないし、1枚1枚洗濯ものを手洗いしてたら、ちゃんと大切に着ようと思う。
そして料理や洗濯をしている最中に、家族とたわいのない会話ができるのがとてもプライスレスな気がする。
今日もお昼頃に雨が降るかな〜とか
ターキーの子どもの成長具合とか
どの果物がいまシーズンかとか。
もし長屋に住んでいたら料理もご近所とこうやってつるみながらやるし、
水汲みを井戸や川までしていたら、洗濯も井戸や川の近くで井戸端会議をしながらするんだろうな。
やっぱりここはアフリカで、いろんなことに時間が必要だけれど
「生きること」にしっかりと時間をかけて
「待つ」ことを厭わなければ
とても充実した毎日を送れるみたいです
(フードがばっちりきまってる笑)