最近、イベントが目白押しでずいぶん更新停滞していました。
嬉しいニュースがいろいろ!
まず、友人がはるばる日本からこのアフリカまで来てくれました★
途上国ライフに不慣れな彼女にウガンダはずいぶん刺激が強かろう…と思い、そしてせっかく遠くアフリカまで来てくれるのだから、とお隣の国ルワンダで待ち合わせ。
「ホテル・ルワンダ」や「ルワンダの涙」など映画でもおなじみの国、ルワンダは1994年にツチ族とフツ族の間で虐殺があったことで有名。
ウガンダとルワンダは名前の響きが似てることもあってときどき混同されるんだけれど、ウガンダがイギリスの植民地だったのに対して、ルワンダはベルギー領だったので東アフリカでも珍しくフランス語が通じるし、パンとコーヒーがとっても美味しい国。
あさごはんのパンと調理用バナナのスープ
そんなルワンダ、とにかくジェノサイドの印象が強いのと、地球の歩き方・東アフリカ編にたった3ページしか載ってないこともあって、日本から情報を得るのは難しいよう。
でも実際はとても清潔で、笑顔が多くて、ご飯もおいしい国なのです。
とにかく人が穏やかで、ウガンダみたいに「ムズング」とか「チャイナ」とか叫ばれないし、街も道路もとても綺麗に整備されているし、「Bonjour」とか「Merci」ってフランス語を使うところもなんだかオシャレに感じた(笑)
キガリの町並み
ウガンダのエンテベ空港からルワンダの首都キガリまで飛行機でたったの45分の距離なのに、なんでこんなに違うんだろう。
そう思っていたけれど、背景にはやはりジェノサイドがあるみたい。
今はツチ族やフツ族という呼び名は公で使われることはなく、みんな「ルワンダ人」として存在している。それがルワンダを国として団結させているのかな、と感じる。
ウガンダでは「ウガンダ人」としての認識よりも部族としての認識のほうがずっと強い。
それは悪いことではないけれど、自分の部族を他の部族より優位にしたいという考えのもとに汚職があって、それが色んな場面で足かせになっているのも事実。
だからルワンダの人々が「ルワンダ人」として、自分たちの国をより良くしていこうという姿勢とか気合いがすごくかっこいいと思えた。
あと10年もすれば、世界中から観光客が押し寄せるんじゃないだろうか。
観光地として行けるところもじつに多様。
首都キガリには整備されたメモリアルセンターがあって、虐殺が起こった経緯とその後について、それから世界中で起こったジェノサイドについて理解を深めることができる。
実際のホテル・ルワンダの現場となったホテル・ミルコリンもキガリにあって宿泊も可能。(映画の撮影自体は南アフリカらしいけれど)
地方にもいくつか虐殺の現場となった施設が記念館として保存されているので、訪ねることが可能。
それに自然豊かなルワンダではアカゲラ国立公園(キガリからたった2時間)でサファリもできるし、野生のゴリラも見れるし、キブ湖のまわりでのんびりくつろぐこともできる。
アフリカ初心者にはとってもおすすめな国なのです♪
こんなルワンダをあとにしてウガンダに降り立った友人が、ウガンダの首都カンパラのカオス具合に驚くのも無理はないことで…
カンパラの大混雑!
でも彼女といることで、当たり前になってきていたことは、日本の生活から見るとやっぱり当たり前なんかじゃないんだなーと改めて気付く。
ウガンダに来たときには私もおんなじ気持ちだったんだろうけどな。忘れちゃうもんだなー。
ともかく彼女が日本食をたくさん援助してくれたので、そして実家からもたくさん日本食がやってきたので、しばらくは充実した食生活を送れそう◎
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