2013年11月18日月曜日

社会科見学


先日の日食イベントでお世話になった小学校が、社会科見学に行くということでお供させてもらいました!
行き先は外国人観光客も多く行くジンジャ。
ジンジャへ行く途中で猿を見て、それから砂糖工場を見学した後、ジンジャの目玉であるナイル川の源流を見るというスケジュール。
予定出発時刻は朝の5時半。
半分冗談かと思ったけれど、先生方は至って本気。

結局はバスが来るのが遅れて6時半にムバレを出発しました。
それから一路ジンジャへ。2時間半のバスの旅。


25人くらいが定員のバスに、子ども43人と先生2人とわたしが乗り込んで、ぎゅうぎゅう詰め。
それでも席から立ち上がって我先にと外の風景を眺める彼ら。

移動の間中、先生は“What is this? (これはなに?)”の質問を続けて、子どもたちをしっかりリード。
この小学校は、ほとんどの子どもたちが孤児で、寄宿舎で寝泊まりしています。
だからこんな機会がないとほとんど学校の外に出ることがない彼ら。
わたしにとってはもう当たり前の風景も、目を輝かせて眺める彼らを見てるとこっちまでわくわくしたのでした。

途中、猿が見られるというポイントで一時停止。
先生がバナナを一本投げると、どこからともなく猿が飛び出してきてむしゃむしゃバナナをほおばる。



その様子に子どもたちも大興奮でした。
こんな猿が野生にいるのも、さすがアフリカといったところ。

それから砂糖工場であるKAKIRA SUGAR WORKSへ。
たしかインド人がオーナーなのかな?
でもウガンダではとてもメジャーな企業のひとつ。
砂糖だけでなく、キャンディーなどのお菓子も生産しています。
見学の予約をしていたはずなのに、担当者が不在で手続きに時間がかかり、2時間待つことに…
やっとこのことで工場内に入ることができて、キャンディー部門の見学にいくことに。



甘い香りと見たことのない大きな機械に先生も含めて一同大興奮。
おしまいにはキャンディーをプレゼントしてもらって、待ち時間の疲れもふっとぶ。

大興奮のまま、ナイル川の水が流れ込む湖の畔へ。



初めてたくさんの水を見るこどもたちのはしゃぎぶりもすごかった。
このとき時刻は4時過ぎ。
その後ようやくランチへ出発。
地元のレストランにてそれぞれ思い思いのご飯を注文して、大満足。
わたしにとっては飽きてきたくらいのチップス&チキンやウガ飯も、彼らにとってはごちそうで。
たいしたことのないメニューだけれど、いつもより美味しく感じたのはこどもたちのおかげ。

遅めのランチを終えて、やっと本日の目玉であるナイルの源流訪問へ。
なんでも、インド人のマハトマガンディーの位牌が、彼の遺言によってナイル川にまかれたらしく、彼の銅像がありました。

ガンディーと共に記念撮影


それからモーターボートに乗り込んで、水が湧き出ている源流のポイントへ。
初めて乗るボートにも大興奮。


そんなこんなで先生も子どもも大満喫した1日なのでした。
時間通りにいかないウガンダ人のルーズさを改めてかんじたけれど、それはそれでおもしろかったのでした。
帰りのバスでは1時間近く感謝の賛美歌を歌っていたけれど、終わったとたん口を開けて爆睡する子どもが続出(笑)
きっと、一生忘れられない1日になったんだろうな。
そんなこんなで帰ったのは夜の10時すぎ…
日本ではありえないような、長い長ーい社会科見学なのでした。




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