2013年6月8日土曜日

友、遠方より


最近、イベントが目白押しでずいぶん更新停滞していました。

嬉しいニュースがいろいろ!

まず、友人がはるばる日本からこのアフリカまで来てくれました
途上国ライフに不慣れな彼女にウガンダはずいぶん刺激が強かろうと思い、そしてせっかく遠くアフリカまで来てくれるのだから、とお隣の国ルワンダで待ち合わせ。

「ホテル・ルワンダ」や「ルワンダの涙」など映画でもおなじみの国、ルワンダは1994年にツチ族とフツ族の間で虐殺があったことで有名。
ウガンダとルワンダは名前の響きが似てることもあってときどき混同されるんだけれど、ウガンダがイギリスの植民地だったのに対して、ルワンダはベルギー領だったので東アフリカでも珍しくフランス語が通じるし、パンとコーヒーがとっても美味しい国。



あさごはんのパンと調理用バナナのスープ


そんなルワンダ、とにかくジェノサイドの印象が強いのと、地球の歩き方・東アフリカ編にたった3ページしか載ってないこともあって、日本から情報を得るのは難しいよう。

でも実際はとても清潔で、笑顔が多くて、ご飯もおいしい国なのです。

とにかく人が穏やかで、ウガンダみたいに「ムズング」とか「チャイナ」とか叫ばれないし、街も道路もとても綺麗に整備されているし、「Bonjour」とか「Merci」ってフランス語を使うところもなんだかオシャレに感じた()




キガリの町並み


ウガンダのエンテベ空港からルワンダの首都キガリまで飛行機でたったの45分の距離なのに、なんでこんなに違うんだろう。
そう思っていたけれど、背景にはやはりジェノサイドがあるみたい。
今はツチ族やフツ族という呼び名は公で使われることはなく、みんな「ルワンダ人」として存在している。それがルワンダを国として団結させているのかな、と感じる。
ウガンダでは「ウガンダ人」としての認識よりも部族としての認識のほうがずっと強い。
それは悪いことではないけれど、自分の部族を他の部族より優位にしたいという考えのもとに汚職があって、それが色んな場面で足かせになっているのも事実。
だからルワンダの人々が「ルワンダ人」として、自分たちの国をより良くしていこうという姿勢とか気合いがすごくかっこいいと思えた。

あと10年もすれば、世界中から観光客が押し寄せるんじゃないだろうか。

観光地として行けるところもじつに多様。
首都キガリには整備されたメモリアルセンターがあって、虐殺が起こった経緯とその後について、それから世界中で起こったジェノサイドについて理解を深めることができる。
実際のホテル・ルワンダの現場となったホテル・ミルコリンもキガリにあって宿泊も可能。(映画の撮影自体は南アフリカらしいけれど)
地方にもいくつか虐殺の現場となった施設が記念館として保存されているので、訪ねることが可能。
それに自然豊かなルワンダではアカゲラ国立公園(キガリからたった2時間)でサファリもできるし、野生のゴリラも見れるし、キブ湖のまわりでのんびりくつろぐこともできる。
アフリカ初心者にはとってもおすすめな国なのです

こんなルワンダをあとにしてウガンダに降り立った友人が、ウガンダの首都カンパラのカオス具合に驚くのも無理はないことで


カンパラの大混雑!


でも彼女といることで、当たり前になってきていたことは、日本の生活から見るとやっぱり当たり前なんかじゃないんだなーと改めて気付く。
ウガンダに来たときには私もおんなじ気持ちだったんだろうけどな。忘れちゃうもんだなー。
ともかく彼女が日本食をたくさん援助してくれたので、そして実家からもたくさん日本食がやってきたので、しばらくは充実した食生活を送れそう◎

2013年5月18日土曜日

仕事主義と関係主義

一緒に活動をしている農業職員のジャスティンは若いけどとても優秀で好奇心旺盛で、ノルウェーに留学した経験がある。
農村の出身で今も村で暮らしつつも、外国の暮らしや異なる価値観について知っている彼は、私にとって本当に良き理解者!

そんな彼との会話は活動の話題に留まらず、ウガンダと他国(だいたいノルウェーか日本)の違いもよくトピックになる。
この前、久々に会った彼に「最近どう?」と聞かれて先日の農家訪問のことを話した。

そのときは別の同僚と農家を巡回していて、時間がすごく押していて、次に行く農家さんへの訪問予定時刻をとっくに過ぎていた。にもかかわらず「お茶でも飲んで行って〜」という農家さんからの誘いを同僚が断れず、急いでいるのにお茶飲んで行ったんだよ〜さすがアフリカだね、という話をした。



お茶と一緒に出された調理用バナナのピーナッツソース煮込み。ほくほく美味しい!



「ウガンダはRelationship Oriented(関係主義)だから断ることはできないね」とジャスティン。
関係主義ってことは、例えば仕事の会議が10時にある予定で、でも誰か知り合いが9時に訪ねてきて、10時半ごろになってようやく「あ!会議があったんだ!失礼!」と言って出かける、ということ。仕事よりも他者との関係性に重きを置いて、この場合は訪ねてきた人に感謝して歓迎する時間を十分とる。そして来客があって会議に遅れたことを、ほかの会議の出席者は理解してくれる。
でもノルウェーも日本もTask Oriented(仕事主義)だから、例え誰かが訪ねてきたとしても、時間になったら予定通り仕事を始める。来客があって会議に遅れたというのは、よほどの重要人物じゃないと許されない。

こういうのってどっちが正しくてどっちが間違ってるなんて答えはなくて、かといって簡単に理解することもできなくて。
まあこの巡回の時みたいに少しイライラすることもあるけれど、これはこれでいいんじゃないかと思う。でも自分がTask Orientedの価値観にどっぷり浸っていたからこそ、Relationship Orientedの価値観を見落としがちになる。


だから私とはまさに反対の、Relationship Orientedの国ウガンダからTask Orientedの国ノルウェーに行ったジャスティンに、カルチャーショックだったことって何?と聞いてみたら。

「バスで隣りの席に座った知らない人にあいさつをしないとか、最初はすごくストレスだった!道で偶然ノルウェー人の友だちに会ってもHelloっていうだけで最近どう?家族は元気?変わったことはない?とか聞かないから友だちなのになんで?!って初めはショックだったよ」と。

私だったらぜったいストレスに感じないから、やっぱりお互い全く価値観が違うんだねーと確信したけれど、その違いがクリアになったからこそなんかおもしろいねーと笑えてきたのでした。




2013年5月12日日曜日

ひさしぶり


近頃更新が停滞していましたが、あいかわらず楽しい毎日です。
先週はバケーションを取ってタンザニアのダルエスサラームとザンジバルに行ってきました。

絵に描いたような青い空と白い砂浜とコバルトブルーの海〜@ザンジバル島パジェビーチ

ここには日本人の方が経営しているロッジがあって、なんと魚の煮付けが食べれたのです☆



そして懐かしい友人たちとの再会できて、そしてまた新しい友人たちとの出会いもあって。
そういえば旅ってこうやるんだよな〜と思い出して、
シーフードがある食生活の豊かさを実感して、
久々に友人たちとたわいのない懐かしい話ができて、
幸せいっぱいな、つかの間の休日でした。



そして1週間ぶりに任地に帰って来ると。

お米も



ゴーヤも

にょきにょき、元気に成長していました。
ゴーヤは種をもらったので試しに植えてみたら、1つだけ芽が出てこんなに大きくなった!種を取って来期には近所の人に配れるといいな。

2013年4月15日月曜日

チキンパーティー

先日の虫歯は3回にわたる通院で無事に完治!どうもご心配おかけしました。
治療費もそれほど高くなくて、保険も利いたのでありがたい。
でも、虫歯が治ったと思いきや…

両足がやたら痒くて、なんだろう?と思いつつそのままにしていたら
翌朝おもいっきりどす黒く腫れてたー
膿みか何か溜まってるようで触ると痛いし熱いしおまけに痒い。
幸い同じ症状が出たことがある隊員がいて、彼からもらった薬と抗生物質を飲んでずいぶん良くなりました。
とりあえず病院にも行ったらドクターいわく「毒蜘蛛かHorse flyに刺されたな!」って。
馬ハエってなんだろう、と思ったらアブのことなんだって!
一体どこで毒蜘蛛とかアブに出会っていたのか謎なのだけれど。
病院で塗り薬をもらって痒みも治まったので、めでたしめでたし。


そんなことがありつつ、きのうはムバレ県近くに住む隊員でチキンパーティーでした。
「唐揚げたべたいねー」という話から実現したこの会、マーケットで鶏4羽を買ってきてはじまりはじまり〜


肉用のブロイラーは3ヶ月くらいで出荷されるからか、見た目は一人前でも鳴き声がピヨピヨ。


獣医隊員の指導のもと、首を切って血抜きをして
お湯につけて羽をむしって
お肉と内臓を分けていきます。


ナイフを間接にいれるときれいに切れる

1時間くらいかけて捌いて、いよいよ調理開始!
今回のメニューは唐揚げ、砂肝と内臓のキャベツ炒め、親子丼に鳥がらスープのおじやの豪華4本立て!

とろける親子丼!


全部大成功して、とってもおいしくいただきました◎
鶏さんありがとう!

そういえば女子率が高かったにもかかわらず「きゃー」とか一切なく、世間話をしながら淡々と羽むしったり内臓出したり作業を進めてた(笑)
日本ではスーパーで買うお肉だけど、ここにいると大抵鶏肉は自分で捌くものだし、牛・ヤギ肉は吊るしてある肉屋で買うのが一般的。

マーケットのお肉売り場

それに慣れている自分に気付いて、なんだかアフリカナイズされてるなーと感じたり。
虫歯にも毒蜘蛛にも負けず、チキンも捌いてさらにたくましくなってきているウガンダ半年目!







2013年4月7日日曜日

African Hands

今月は深刻な虫歯に苦しめられるは、ハチミツ収穫中に蜂に刺されるは、さんざんな月初めでしたが、素敵な出会いもありました◎

先日、ウガンダやタンザニアといった東アフリカのクラフトを三重県で販売しているお店『African Hands』のバイヤーさんとお会いすることができました。

http://africanhands.net/

東アフリカのクラフトを販売することで、日本と東アフリカの国々を繋げたい、という熱い思いをお持ちの素敵なお店です!
一点ものに近い、デザインと数が限られたクラフトが多いため、まだネット販売は行っていませんが将来的にはスタートされるそうです。

そして三重県のお店では美味しいウガンダコーヒーを無料で提供しています*
ケニア、タンザニア、エチオピアなどウガンダの周辺国のコーヒーは日本でもよく見かけますが、なかなか陽が当たらないウガンダコーヒー…
でもここウガンダにもおいしいコーヒーがあるんです!
そんな美味しいウガンダコーヒーを飲みながらお買い物が楽しめます。
なんて素敵!
それからお店ではタンザニアのポップアート、ティンガティンガも販売しているそうです。
ティンガティンガは最近日本でも注目されていて、アフリカらしい豊かな色彩とポップなデザインはたくさん元気をもらえる絵です。


ウガンダの人々の日常を彩るクラフトが、日本の生活にも入って行ったら
それだけできっと、アフリカが少しだけ近く感じられるかも。
ウガンダに来て半年がたって、非日常が日常になってきたこのごろ。
日本とアフリカを繋ぐという熱い思いを聞いて、なんだかじーんとしたのでした。

関東からは遠いけれど、関西方面へ行ったときにはアフリカを感じに(&ウガンダコーヒを飲みに)ぜひ足を運んでみてくださいな☆



2013年4月4日木曜日

ホリデーと異常事態


3月末から4月の初日まで、ここウガンダはイースターホリデーでした。
お米の種も配り終えて、もう植え始めた農家さんもいるこのごろ。
慌ただしさが一段落してきたのでホリデーをがっつりいただいて、日本での研修時代に知り合ったウガンダ人の友人のところへ遊びに行ってきました。

いざ、タンザニア国境に近いウガンダ南部のラカイ県へ!

途中赤道を越えて南半球へ突入。

さらに途中トラックが横転+炎上していて渋滞…


結局5時間ちょっと、バスに揺られることに。

それでも無事にラカイ県に到着!
友人エマはわざわざポスターまで作って迎えてくれました。


お昼を食べずにバスに揺られていたからおなかぺこぺこで、でも正直がっつりウガ飯という気分でもなく…
勧められるままテーブルについて、どきどき蓋を開けるとそこには白米と野菜スープが!!!



さすがエマ、わかってる!!!
やさしい味の野菜スープと香り高いお米、それに庭で穫れたアボガド、サクサク魚のフライ、甘いトマト。
最高のおもてなし料理です。

そしてダイニングテーブルの横の壁に、なぜかAKB48柏木由紀のポスターが。



「この子好きなの?」と聞くと、
「日本の自転車はいいよね〜」ってそっちかい!
自転車、一部しか写ってないけど!

そんなかんじで、始終笑いっぱなしの2泊3日はあっという間に過ぎていきました。


でも、帰る前日の晩ご飯中、異常事態発生!
右上奥歯の様子がおかしい。
歯が欠けてる?!
詰め物が取れた?!
よくわからないけれど隣りの歯と異常なスペースがあることに気付く…
まあでも、次の日カンパラに戻るし、痛くないし、歯を磨いてとりあえず放置。


そんで次の日、カンパラに戻ったがしかし。
その日4月1日はナショナルホリデーのイースターマンデー。
電話をかけても誰も出ないデンティスト。
まあまあしょうがない、と思ってその日も放置。
そして夜は同期の誕生日パーティー!
おもいっきり韓国料理をたのしんだけれども。
なんだかやっぱり、様子がおかしい。


ほんで次の日、任地に帰る前にやっと歯医者へ。
もうこんなに人生で歯医者に行くの嫌だったことないくらい、本気で嫌だった。
でも紹介されたところはやっぱり電話にでないので、隊員用ドミトリーの近くにあった看板を頼りに近場の歯医者に踏み込む。

と!!!
めっちゃ綺麗!!!

しかもシリア人のお医者様で、椅子とか日本仕様。
ライトもあるし椅子もちゃんとゆっくり倒れるし!
むしろ日本よりもクオリティー高いかもしれない。
とりあえず一安心。

でも口を開いて歯を見たとたん、ドクターが一言。

「深刻な虫歯です」

写真を撮ってすぐにパソコンで見せてくれたけれど、私の歯、えらいことになってる…!
よく痛み感じなかったね、と言われたけれど本当になんで痛くなかったのかよくわからん。
でも削り始めたとたん激痛が!!!
麻酔も効かぬ程とは…。
とりあえず、一回任地に帰らなくちゃだったので簡易治療をして帰宅。

来週神経をとりまーす 泣きたい!